【外国人の就活】どうやって日本で仕事を見つけたの?何のビザ?
こんにちは。フランス人彼と結婚前に日本で同棲していました、すみです。
今回は、
- フランス人彼がどうやって日本で仕事を見つけたのか
- 日本で職探しする時のアドバイス
- ビザ
などについて紹介していきたいと思います。
▼目次▼
フランス人彼が日本で仕事を見つけるまで
彼の履歴書
・新卒
・コンピューターの大学を卒業
・学生時代からフリーランスとして2年間働いていた
・[話せる言語]:英語、フランス語
・日本語は喋れない
・ワーキングホリデーで来日することが決まっている
新卒でしたが学生時代にフリーランスとして2年働いていたため、職歴3年といっても通用するポートフォリオ (実績をまとめた作品集のようなもの) がありました。
※技術職なので、新卒でも、ポートフォリオの中身を重視してくれたよでうす。
日本での仕事探しスタート
いつからはじめたの?
彼は来日する1ヶ月半前から、仕事を探し始めました。
・「フランスにいる」というだけで不採用。ワーキングホリデーで来日することを決める
フランスにいたら、職探しには全く困らない経歴を持っている彼。
自信満々で日本での職探しを始めましたが、「フランスにいる」というだけで多くの会社から拒否されてしまいました。
焦った彼は、もともと、会社に就労ビザを出してもらって来日することを予定していましたが、ワーホリのビザで渡航することを決意。
自分でワーキングホリデーのビザを準備し、「日本に行く意志がある」「渡航する日も決まっている」ということを会社に示すと、面接に通るようになりました。
・最終面接まで2週間〜1ヶ月
会社や職種にもよりますが、彼は最終面接まで約4ステップ(メール〜面接&技術テスト)あり、2週間〜1ヶ月かかりました。
面接は全てスカイプです。
日本に彼女がいること、ワーキングホリデーで来日するが、1年以上日本に滞在したいと思っていることを面接で始めから伝えていました。
・フランスで採用→来日してすぐ出勤
彼は職探しを始めたのが遅かったので、採用の結果をもらったのは、フランスから日本に飛び立つ前日とか…とってもギリギリ。
外資系の会社で、エンジニアとして採用されました。
来日したのがゴールデンウィークだったので、休み明けからすぐに入社&出勤しました。
外国人が日本で職探しする時のアドバイス
何のサイトで仕事探した?
外国人が仕事を探すのによく使うビジネス特化型SNSツール、『LinkedIn(リンクトイン)』。
外国ではとっっっってもメジャーですが、
なぜか日本では有名ではないので、
LinkedInで日本の仕事を探してもコンタクトは全く返ってきません(-_-)
大きい会社ではなく、外国人向けのベンチャー企業をお探しならこちらのサイトがオススメです!
就労ビザ(在留資格)が欲しい!
『自国から日本の会社に採用され、就労ビザで来日したい』という場合、
- 技術・資格
- 日本語レベル
- 最低でも2〜5年の職歴
上記3つのどれかはないと難しいでしょう。
就労ビザが発給される基準は、「その人の学歴や職歴、技術などから日本にとって必要な人だと判断された場合」です。
スキルも、経験も、語学力もない人を、わざわざ日本に呼び寄せてまで採用してはくれません。
日本で働きながら長期滞在したいなら、自国でスキルや経験を積んでからがいいですね!
とりあえずワーホリで来日して、日本で就労ビザ出してくれる仕事を探せばいいの?
すでに日本にいる外国人の方が、日本での仕事は見つけやすくなりますが、スキルも経験もない場合、日本に来日したからといって仕事があるわけではありません。
もちろんアルバイトとしての仕事は見つかります。
ですが、就労ビザが出るような会社に就職できるわけではないので、就労ビザがなければ、日本にいれるのは1年間です。
お金がある場合
- 貯金がある
- 親からのサポートがある
- フリーランスとして日本から自国の仕事ができる
- 日本の仕事以外で収入源がある
上記のように、日本の仕事以外でお金を得ることができる場合、金銭的なストレスがないので、仕事がいつ見つかるかわからなくても、ワーホリでとりあえず来日してしまうのは大いにアリだと思います!
お金がない場合
スキルも経験もないと、仕事が見つかるまで金銭的に辛い思いをするかもしれない、ということは覚悟しておきましょう。
ワーホリの1年間だけならいいけど、日本に1年以上長期滞在したいと思っている場合、日本でビザを出してくれる仕事が見つかるか不安な人は、自国でスキルや経験を積んでから来日するのがオススメ。
または、来日前の職探しに時間をかけ、採用してくれる会社がちゃんと見つかったら来日を決めるのがいいでしょう。
採用された!これで就労ビザ取れるでしょ?
ワーホリで来日し、仕事が見つかったからといって、就労ビザを確実に取得できると決まったわけではありません。
めったにないですが、「ワーホリの1年間だから」と、短期的な採用をしているかもしれません。
また、働きが悪くてクビになってしまえば、もちろん就労ビザは出ません。
外資系は、使えなければ簡単にクビにします。
入社後は、気を抜かずにしっかり会社に貢献して働きましょう。
採用された時、「就労ビザを出します」という正式な契約があるわけではありません。
ですが、日本に彼女がいること、
ワーキングホリデーで来日するが、1年以上日本に滞在したいと思っていることを面接で始めから伝えていた上で採用されたので、
ワーホリのビザが切れる1年後に、就労ビザを出してくれるんだろうな〜という相互の認識はありました。
今回はダメでも次がある!
「日本に就労ビザで長期滞在したい」という夢が急ぎではない場合、日本にワーホリした1年間で就職できずに、帰国しなくてはならなくなってしまっても、次があります!!
「日本でワーホリしたことがある」という経験は、再び職探しをする際に大きなプラスポイントとなります。
- 日本でワーホリ(バイト、語学など)
- 自国に一度帰る(技術や語学を勉強、職歴をつけるなど)
- レベルが上がった自分で再び日本で職探し!
急ぎではなく、いつか日本で働きながら暮らしたい〜と考えている外国人は、長期的な計画として勉強や経験のレベルアップのために行動していくのがいいでしょう(^ ^)
いかがでしたか?
自国では仕事が見つかるような人でも、日本での仕事探しに苦戦する外国人は大勢います。
今後、日本のグローバル化や、会社の外国人受け入れ態勢が進んでいくことを望むばかりですが、
外国人の方は、情報を早めにゲットし、今できることから地道に準備を始めてみてください^^
外国人のパートナーや友人が、日本での仕事探しに困っていたら、是非教えてあげてください。
参考になれば嬉しいです^^
執筆: 2020年5月9日