ニコすみ*フランス生活

日本で国際結婚し南フランスへ引っ越してきました

外国人彼と日本の不動産で物件探し〜同棲〜

こんにちは。フランス人と国際結婚しました、すみです。

私たちは出会った後、フランスと日本の遠距離恋愛をしていました。

その後、日本で2年半の同棲。

なぜ同棲することになったの?

私たちは大学に在学中だったため、卒業するまではお互いの国から身動きが取れない状態でした…。

しかし彼の大学卒業が確定したタイミングで、日本に行くから一緒に暮らそう!と提案してくれ、9ヶ月の遠距離恋愛に終止符を打つことができたのです。

 

彼が来日して2日後に同棲をスタート

とは言っても、

彼は、日本に2回ほど旅行で1週間ずつ来た事があるくらいで、日本の暮らし、文化、物件事情なんて全く知りません。

私も、実家暮らしだったので色んなことが無知でした。

しかし、彼が来日して2日後にはマンションを決め、無事、一緒に同棲をスタートすることができたのです^_^

今回は、

  • 彼が来日するまで、どんな準備をしていたのか?
  • 来日後〜賃貸契約、同棲まで
  • 外国人を不動産や大家さんに受け入れてもらうには?

についてまとめました。

 

▼目次 ▼

同棲までのカレンダー

全体の流れはこんな感じ↓

彼が日本に来るまでの準備

①物件の条件を話し合う

お互いの希望を話し合っておきましょう。

・駅から徒歩7分まで

・トイレ・バス・洗面所は別

・最低でも1DK〜がいいな!

・広い部屋がいい!

・ダブルベッドもソファーもダイニングテーブルも置きたいんだ!

(あとは、日本のことわからないから、立地などはすみに任せるよ)

 

日本、特に東京のお部屋は、家賃が高くて狭いですね・・・

外国人彼には、Youtubeなどで、日本のマンションの中や、部屋探しについて説明している動画を見てもらうことをオススメします。

「家賃高いのにこんなに狭いの・・・」

「こういう家具を置きたかったのに・・・」

そんな理想と現実のギャップにガッカリしてしまうことを防げます^^

・予算を決める

私たちの場合、彼がほぼ家賃を払っているので、彼に家賃の予算を聞きました。

外国人向けの賃貸のサイトや、日本の賃貸のサイトのURLを送り、部屋の写真や相場を見てもらい、

アバウトに『家賃〇〇円までなら大丈夫!』と言ってもらったので、家賃&条件を基準に検索!

・候補をGoogle Docsにまとめてシェア

私たちの場合は、選択肢が少なくなってしまうので、私が契約することにして、日本人の向けの賃貸サイトで調べて進めてました(^_^)

なので、探した物件をリストアップして、英語でまとめ、Google Docsで彼にシェア。

お互いの候補を決めました。

家具・家電も日本と外国だと売っているものも、値段も違うので、

ネットや、ニトリの家具、家電製品などのリンクを載せておくのもオススメです。

 

初期費用がどのくらいかかるのか計算できるし、

決められたスペースでどんなサイズの家具を置くか、どんな色合いで揃えるか、具体的な生活をイメージできるので、とっても楽しいです(^_^)

 

②彼が来日する前に不動産に行き、物件をおさえる

2人で決めた候補を元に不動産に問い合わせ、彼の来日2週間前に、私1人で物件を見に行きました。

・彼が日本に来る2週間前

時期にもよりますが、ネットで物件を下調べしていても、問い合わせてみると、いいと思った物件はだいたい無くなっています(汗)

直接、不動産へ行き、不動産の人に案内可能な他の物件の情報をもらい、内見ができれば、動画を撮って持ち帰り、彼に共有して2人で再度検討しましましょう。

(彼のコメント)「日本の賃貸サイトは『おとり物件』がたくさんあるんだね。ネットに載っているものはほとんどなくてビックリしたよ。」

・彼が日本に来る1週間前

1週間前にお部屋を決断し『仮押さえ』(申し込み)しました。

物件は申し込んだ後、審査があり、審査に3~10日前後かかります。

契約はしていないので、仮押さえしても気に入らなかったら変えられるし、彼が日本に来てから一緒に内見し、問題がなければ契約・支払いをすれば、審査は終わっているので、待たずにすぐに入居できるってわけです(^_^)

来日後〜賃貸契約、同棲まで

・彼が来日!

彼が来日してから賃貸を契約するまでの2日間は、私の実家でステイしながら、彼と仮押さえした物件の内見に行ったり、他の物件をみてみたりしてました。

実家は都内なので部屋は広くはないし、

両親は泊まり客を受け入れるタイプではなく、両親がいるときは友人でさえも実家に泊まらせたことがなかったので、2日間という短い期間だけ両親に頼み、実家の私の部屋で一緒に彼と過ごしました。

実家が難しい人は、短い期間なのでホテル暮らしでもいいと思います^^

もちろん、家が広かったり、オープンな家族であれば、もっと実家にホームステイして、ゆっくり物件を探してください^^

・契約・入居

仮押さえしていた物件以外も何件かみて、結局おさえた物件が一番よかったので、そのまま契約→支払い

お金を払った時点で、鍵が渡され、

次の日から入居・同棲をスタートすることができました^^

 

 

外国人を不動産・大家さんに受け入れてもらうために

上記にも書いたように、私たちは、賃貸の契約者を私にして、日本人向けの不動産で進めておりました。

ややこしい契約はもちろん私が説明を聞いて受け答えすればいいのですが、問題は、契約へ行くまでに、そもそも外国人と住むことを受け入れてもらえるかどうか・・・

外国人と住むとなると、物件探しが困難になる場合もありますが、私たちは、日本人と同じ物件の選択肢で問題なく進められました。

なぜ普通の日本の不動産でも契約できたのか?

その理由と思われるものをまとめたで是非参考にしてみてください。

・彼が外国人なのを当たり前のように伝える

日本人はやっぱり、皆んなと違うことをしていると、肩身が狭くなったり、必要以上に申し訳ない雰囲気を出してしまうことが多いです。

実は外国人と住むんです・・・m(._.)m

なんて申し訳がらずに、彼は外国人なんで私が契約します!(ニコニコ)

と堂々と当たり前のように伝えましょう。

不動産屋さんも、ちゃんとした外国人としっかりお付き合いしているんだと安心してくれると思います!

・外国人彼は『婚約者』だと伝える

なんなら、すぐ結婚するから2人の新居なんです。ぐらいに言ってもいいかもしれません。

『彼氏と住む』と言うのと、『もうすぐ結婚する婚約者と住む』と言うのでは印象が全く違います。

ただの彼氏なら、すぐ別れてしまうようなカップルかもしれない….、別れたら、外国人彼は日本の賃貸のことなんてわからない、契約も守らずに、家賃も払ってもらえない!母国に帰ってしまって連絡も取れないかも!

と思われ懸念されてしまうかもしれません。

まだ結婚について話したことがないなら、彼に結婚する意思があるか聞くいいタイミングになるかもしれませんね笑

私たちは同棲前に正式な婚約はしていませんでした。

 

でも、同棲前に私との将来のことを考えているか彼に聞き、しっかりと想いを確かめ合いました。

(なので、婚約中って言ってもウソはついていない…うん!笑)

 

・担当の不動産屋さんと仲良くなる

担当してくれていた不動産屋さんはとってもいい人で、私が1人で内見に行っていたときから、気さくにお喋りしたり、笑ったりして、かしこまった雰囲気はありませんでした。

私は内見中、不動産屋さんにジュースやお菓子を差し入れしたり・・・(なんというゴマすり・・笑)

そんなこともあってか、

当時、彼の日本語レベルは、ほぼゼロ。挨拶しかわからない程度だったのですが、『これから日本語の勉強頑張ってね。大家さんには日常会話ができるって伝えておくね』と言ってくれました(なんて神対応・・・)

彼が日本語が喋れる場合、受け入れてもらいやすいと思います。

 

彼に、日常会話ができるくらいまで日本語を習得しといてもらえれば、快く物件を案内してもらえるかもしれません。

また、不動産屋さんと一緒に、外国人の彼を連れてお部屋の相談や内見をしていると、気まずさや恥ずかしさを感じる場面があるかもしれませんが、ありのままの2人でいましょう^^

信頼や安心感を与えることが大事です^^

不動産や大家さんがイレギュラー対応をしてくれたり、物件探しをより頑張ってくれるかも・・・!?

 

 

いかがでしたか?

もちろんタイミングや運も関係してくるかと思いますが、私たちの同棲までのステップが参考になれば嬉しいです(^_^)

彼の日本での仕事はどうやって探したの?いつから働いたの?

こちらの記事で紹介しています^^

執筆: 2020年4月27日