【ナルボンヌ見所スポットまとめ 】美しい古代ローマの街 | 南フランス観光
今回は美しい古代ローマの街、Narbonnne(ナルボンヌ)をご紹介します。
動画でもっと簡単にナルボンヌを知ろう！▼
ナルボンヌってどんな街？
【古代ローマの歴史が残る街】
この街は、フランス南西部、スペイン国境近くにあります。
ナルボンヌは 紀元前の古代ローマ時代、イタリア半島とヒスパニアを結ぶドミティア街道が通る場所に位置していたため、交易をする重要な役割を持っていました。
現在は穏やかな地方都市になっていますが、豪華な歴史的建造物が沢山あり、古代ローマ時代に栄えていた歴史が伺えます。
トゥールーズやモンペリから車で1時間、スペインのバルセロナからは2時間程で行くことができます。
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ナルボンヌのおすすめスポット
【ナルボンヌ大聖堂】Cathédrale St.Just et St.Pasteur
この聖堂は1272年〜1340年の間に建設されましたが、14世紀に作業は中断され未完成のままになっています。聖堂の高さは40メートル以上。南フランスで最も高く、最大の聖堂です。繊細な彫刻と豪華でバランスの取れた建築に圧倒されるでしょう。ナルボンヌ大聖堂は14世紀初頭の最も学術的な作品の 1 つになっています。
大聖堂の中には当時どのようにして造られたかを知ることできる展示もあります。入場料は無料です。クレーンなどもない時代。先人の偉業に驚かされることでしょう。
中に入ると聖堂の大きさと迫力を感じることができます。大きさだけでなく、大理石や細かな装飾が本当に豪華で息を呑むでしょう。そして特に目を引くのは大聖堂の偉大なオルガン。1742年に完成したこのオルガンは18世紀フランスの最も美しいオルガンの1つになっています。
【教区庭園】Terrasse, jardin de l' Archevêché
大聖堂を出るとすぐある教区の庭園です。壮大な樹齢 100 年のスギ、噴水、日時計、セダムの屋上テラスなどを見ることができます。
【ナルボンヌ大司教の宮殿 】Palais- Musée des Archevêques
宮殿は1272 年に設立され、ナルボンヌ大司教の宮殿全体とその周辺は1840 年に歴史的建造物に指定されました。ロマネスク様式の旧宮殿とゴシック様式の新宮殿で構成されています。
大司教のかつてのアパートや豪華な美術コレクション (17 世紀〜 18世紀の陶器、16 世紀〜19 世紀の絵画 など) を見ることができます。
【ドミティア街道】VIA DOMITIA Via Domitia, place de l' Hötel- de- Ville
ナルボンヌ大司教の宮殿の前には、かつてイタリアとスペインを結んでいたドミティア街道があります。ローマの植民地だったナルボンヌにはドミティア街道の痕跡が古代都市の証しとして残っています。
ローマ人によって設立された最初の都市であるナルボンヌは、ガリア南部やスペイン、地中海の国とを繋ぎ、交流を強化するためローマ帝国の下で重要な商業的役割を果たしていました。ドミティア街道はその証なのです。
【商人橋】Pont des Marchands
ロビン運河をにかかる商品の橋。このように上に家が建っている橋はフランスで2つしかなく、とても貴重な橋となっています。橋に立つ建物もカラフルでとても見応えがありますね。
橋の上を歩くことももちろん可能で、橋の道はこのような感じになっています。
【ナルボンヌの室内市場】Les Halles de Narbonne
ナルボンヌの市場はフランスで最も美しいマルシェに選ばれたこともあるようです。
野菜、肉、魚はもちろんのこと、オリーブオイルやワイン、蜂蜜といった地元の特産品、全部で70以上のお店が入っています。お土産をここで買うのもおすすめです。
市場の前には、旅行の記念写真を取るにはもってこいの「ナルボンヌ」と書かれたオブジェもあります。
【蒸気機関車の形をした観光列車】
ナルボンヌ市内を走る観光列車。ナルボンヌは歩いて観光することも可能な大きさではありますが、風邪を感じながら優雅に観光スポットを見渡したい、中心地から少し離れたスポットも見て回りたいという方は観光列車を利用するのもおすすめです。
ナルボンヌの中心部からシャルル トレネの家、豪華なロビーヌ運河、ドミティア街道をガイド付きで運行しています。
・35 分間のガイド付きツアー
・大人 (12 歳以上): 7.50€
・子供 (3 歳〜 11 歳): 4€
観光列車の詳細はこちら▷ Petit train
【お花が綺麗な橋とナルボンヌ観光案内所】Passerelle Entre Deux Villes & Office de tourisme
ナルボンヌ観光案内所の近くにある橋です。お花などが飾られ美しい橋とロビン運河の景色を見ることができます。
【三人の看護師の家】Maison des Trois-Nourrices
1558年に建設され、1913年に歴史的建造物になった私邸です。16世紀 この建物はナルボンヌ出身のブルジョワ家、ギサンヌ家の所有物で、そのうちの何人かは市の執政官だったそうです。外観しか見ることはできませんが、それでも美しい建築が人々を虜にし有名になりました。
【ラムルギエの聖母教会】Notre Dame de Lamourguier
ナルボンヌのかつての小修道院です。現在は教会だけが残っており、礼拝のためにではなく、 1868 年〜2018 年にかけて宝石や重要なオブジェの保管庫になりました。
1,700 を超える考古学的遺物が収容されています。
【4つの蛇口がついた噴水広場】Place des Quatre Fontaines
かつてはこの周辺地区のメイン広場でした。現在は修復され、1970 年代以来4つの蛇口がついた噴水が迎えられました。商人の橋近くにあります。南仏らしいパステルカラーの素敵な建物やお店が並んでいます。
是非美しい古代ローマの街ナルボンヌで素敵な1日をお過ごしください♪
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