【南フランス】世界遺産の司教都市/ 赤い街アルビのおすすめスポット
今回は南フランスの赤い街、Albi(アルビ)をご紹介します。
動画でもっと簡単にアルビを知ろう!▼
アルビってどんな街?
【世界遺産の司教都市、アルビ】Cité épiscopale d'Albi
アルビはフランス南部のタルヌ川に面しており、第4の都市トゥールーズから車で約30分で行くことができます。
アルビの場所はこちら▷ Google マップ
中世の雰囲気が残るお城のような大聖堂と、赤レンガの街並みが絶景のパラノマを創り出しています。
アルビのおすすめスポット
タルン川にかかる代表的な2つの橋
それぞれの橋の上から、互いの橋を眺めることができます。
【ポンビュー橋(古い橋)】Pont Vieux
11世紀半ばに石で建てられたポンヴューは、重要な川の交易の場で、アルビの都市と商業の発展に貢献。フランスで最も古い橋の1つとなっています。
当時は都市の司教たちが所有していましが、維持管理ができずに市に寄付しました。1820年には、産業革命に適応するために道路が広くまっすぐ整理され、石で造られていた橋はレンガで覆われました。
【ポンヌフ橋(新しい橋)】Pont Neuf
1867年に開通したこの橋は、当初はナポレオン橋、次にストラスブール橋と呼ばれていましたが、最終的にポンヌフと名付けられました。
1944年8月のドイツ国防軍の撤退と都市の解放の時には、ドイツ兵との会戦の場となりました。
【サント セシル アルビ大聖堂】Cathédrale Sainte-Cécile d'Albi
の赤レンガと石造りの迫力ある聖堂もアルビの司教都市(世界遺産)に分類にされていて、フランスで最も訪問されている大聖堂の1つとなっています。
巨大な聖堂で、どこから見るかによって色んな聖堂の姿を楽しむことができます。聖堂内の身廊とオルガンの天井は、1509年から1515年の間にイタリアの芸術家によって作られ、中世ゴシック様式を代表する建物の1つとなっています。
青とゴールドを基調とした華やかなデザインで、細かい彫刻や絵画がとても魅力的。実際に目の当たりにすると、その保存状態の良さに驚くことでしょう。
【トロンプ・ルイユの壁】Les murs en trompe-l’œil
トリックアートの様なユニークなアートもあります。
聖堂内の壁には様々なパターンの絵画があり、まるで美術館に来ているような感覚にもなります。
【南正面ファーサード】Le baldaquin/ Baldaquin du portail d'entrée
建物も豪華ですが、南入口の突きでた大天蓋は、レンガの外観とは対照的に繊細な彫刻と装飾で埋め尽くさていて聖堂に入る人々を魅了します。この細かい装飾は、よく見ると聖人や司教などの像になっています。
【パレデラバーニー庭園(ベルビ宮殿)】Jardins du Palais de la Berbie
ベルビ宮殿のフランス式庭園です。この庭園からは、タルン川と橋、アルビの赤い街並み、そしてサントセシル大聖堂のパノラマの景色を眺めることができます。 入場料は無料。コロナ禍でもワクチンパスポートなく入場が可能です。
丁寧に整えられたツゲの木と、間に植えられた花壇がカラフル刺繡を作り出します。
※この写真は秋なので、花壇がなくなっていて緑のみです...春や夏にはカラフルな景色を見ることができます。
【ブドウの木で飾られた遊歩道】
ブドウの木のアーケードから植物が創り出すカラフルな景色と、ベルビ宮殿を眺めることができます。
ブドウの木の葉には小さな虫がいますが、これはこの庭園で生物保護のために化学性の農薬を使ってメンテナンスすることが禁じられているからなのです。
【通路右側の景色】ベルビ宮殿と庭園
【通路左側の景色】タルヌ川と橋、アルビの街並み
【蒸気機関車の形をした観光列車】Le petit tran touristique albigeois
アルビの美しい街を、列車に揺られながらゆっくりと観光することができます。40分で市内の観光音声ガイドが付いています。
一般:€8(シティパス保有者:€7)
5〜12歳の子供:€5(5歳未満:無料)
ワクチンパス:不要(マスクの着用が義務付けられています)
月曜日と火曜日は休業
Le petit train touristique albigeois | Office de Tourisme d’Albi
【木骨造の住宅】Maison à colombage
都市中心部のいくつかの街路には、木骨造の住宅が残っています。レンガと半木造を組み合わせていて、窓枠はルネサンス様式となっています。
【エンジャルバート家】Maison Enjalbert
エンジャルバート家として知られるこの木骨造りの家は、16世紀前半に建てられました。20世紀初頭に漆喰で覆われた建物は修復工事が行われ、歴史的スタイルを残したまま、美しい外装が蘇りました。(📍RueTimbal/ RuedesPénitents)
【古いアルビーの家】Maison du Vieil Alby
Maison du Vieil Albyは、旧市街の中心部、カステルナウ地区にあります。アルビで最も古い住居の1つとして紹介されており、大切に保持されています。年間を通じて多くの訪問者を引き付けています。(📍Google マップ)
上記の建物だけでなく、街中にもたくさんの木骨造の住宅を見つけることができます。
【ピンクの傘のアーケード/ タンバル通り】Parapluies rose à Albi / Rue Timbal
2014年以来、10月のみですが、乳がんの予防を捧げたピンクオクトーバーというイベントで、検診についての意識を高めるために、アルビの市庁舎とティンバルの通りに600本以上のピンクの傘が掛けらます。
年中見れるわけではありませんが、10月にアルビへ訪れる際は是非チェックしてみてください。
【ヴィガン広場】Place du Vigan
アルビの中心にある素敵な広場です。周りにはカフェやテラスが多くある為、休憩したり、おしゃべりを楽しんだり...
また、噴水やベンチ、子供用の遊具、近くには野外ステージもあるので子供も楽しめます。
是非美しい世界遺産の司教都市、アルビで素敵な1日をお過ごしください♪
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