ニコすみ*フランス生活

日本で国際結婚し南フランスへ引っ越してきました

【国際恋愛】実は外国人男性に高評価だったコンプレックス3選

こんにちは。フランス人と国際結婚しました、すみです。

 

国際恋愛中や、国際恋愛に興味のある方は、気遣いができて、いつもオシャレな日本人女性は「外国人にモテる」という話を聞いたことありますよね?

とは言っても、やっぱりかっこいい外国人男性を目の前に、自分のコンプレックスに自信を無くしてしまう…なんて方も多いのではないでしょうか。

 

しかし、そのコンプレックスは外国人に男性には魅力として写っていたのです!!

今回は、実際に外国人彼氏に言われた「え!?そこが高評価なの?」という意外な日本人女性の良さをお伝えします。

あなたのコンプレックス、外国人男性の前ではもう気にする必要ないのかも!?

▼目次▼

 

褒められたコンプレックス①肌の色

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出典:Fliker

子供の時から地黒で、色白に憧れてきた私。

日本では「美白」が美の象徴といっても過言ではなく、女性は日焼け防止のために日焼け止めクリームを塗ったり、日傘をさしたりして白い肌を保とうとしますね。

しかし私は地黒のため、日焼け止めを塗っても効果は虚しく、美白女子とは程遠い存在でした。

しかしある日、彼がしみじみと私の体を見て一言。

 

「本当に君の肌は健康的でかっこいいね!」

え(汗)

とっさに地黒の自分をフォローし、

「あ〜私面倒くさがりで日焼け止め塗ってないから、今度からちゃんと塗らなきゃな〜」…と言うと、彼から思わぬ返事が。

 

日焼け止めなんていらないよ!白い肌なんてダサいじゃん!

え!?!?!?

白人の外国人は焼けた肌が大好き

なんと欧米人は、白い肌より焼けた肌を好みます。

理由は日焼けした肌の方が健康的で元気に見えるから。

欧米人にとって白すぎる肌は、体が弱い又は病気で外に出られない、栄養不足といったイメージなのです。

たしかに、日本でも体調の悪い人に「顔が青白い」という表現を使うことがありますね。

日焼けしたい欧米人、色白になりたい日本人

出典:https://www.instagram.com/p/BzESgh-hQER/?utm_source=ig_web_copy_link

「隣の芝生は青い」とはこのことか。

ヨーロッパでは多くの人が、海でもないのに水着を着て庭や公園で日光浴をするほど、皆んな日焼けした肌を手に入れたいと思っています。

日焼けした肌はトレンドなのです。

さらに、日焼けした肌は、バカンスで遊んできたことを示すステータス。

 

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日本よりも休暇が多いヨーロッパでは、ビーチへ出かけ友達と遊びまくったり、アウトドアのアクティビティで弾けたバカンスを過ごし、休み明けに日焼けして帰ってくることがイケている証拠なんだとか。

もちろん欧米人も日焼け止めクリームを塗りますが、彼らにとって日焼け止めクリームは「赤くなって皮がむけたり痛くなるのを防ぐため」。

あぁ…そうか、私のように日に当たったらすぐ黒くなるのではなく、色白の人は赤くなるんだった…忘れてた。

日焼け止めクリームは美白のためではなかったのね。

日本人の肌の色は人気。美白にこだわらなくて大丈夫。

日本では美白を気にして異常なまでの日焼け対策をしている人を見かけますが、外国人の目にはとても不思議に写っていたのです。

日焼け対策は、シミ予防のために顔に日焼け止めクリームを塗る程度にし、今後は健康的で自然に焼けた肌で過ごしてみてはいかがですか?

 

褒められたコンプレックス②脚

出典:Fliker

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O脚で短足、そのうえ虫刺されの跡がある私の長年のコンプレックス、脚。

しかしある時、外国人彼から思わぬ質問が。

 

「こんなに綺麗な脚なのに、なんでショートパンツ履かないの?」

日本人の足はセルライトがなくて綺麗

彼が言う「脚が綺麗」とは、皮膚にハリがあり、デコボコしていないスベスベ脚のこと。

欧米人は、痩せている人でも、お尻から脚にかけてセルライトで皮膚の表面がボコボコしている人が多いのです。

出典:FameFlynet

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そのため欧米の女性は、セルライトが気になるという理由でミニスカートやショートパンツは履けない!!と思っているのだとか。

出典:https://www.instagram.com/p/B7b80JPFfrG/?utm_source=ig_web_copy_link

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欧米人には「脚が長い/短い」という概念がない?!

脚にセルライトはなくても、脚が長くないから脚に自信がないんだよ…と思ったあなた!実は外国人は脚の長さはあまり気にしていません。

そもそも、脚が長いのが普通の欧米人にとって、脚の長さに対する意識があまりありません。

日本では脚が長いことは皆んなの憧れ。

また、脚が長い人に対し、「脚が長くてモデルさんみたい!」と言って褒めることがありますが、欧米では脚が長いことを褒め言葉として使うこともあまりないですし、そもそも欧米のモデルの基準は背の高さです。

しかし、「まっすぐの脚が美しい」というのは世界共通なので、O脚気味の方は、日頃から歩き方を気をつけたり、脚の内筋肉を鍛えたりするといいでしょう。

脚はもっと出すべき!

日本人はいくら自分は太ってると思っていても、欧米人と比べたら断然細いです。もっと脚を出してみましょう!

また、日本で人気のロングスカートファッションは、欧米人ウケはあまり良くありません。

欧米でロングスカートはドレスぐらいで、カジュアルなお洒落の定番はデニムパンツや脚を出したファッション。なので、日本人女子の多くが履いているロングスカートは、外国人にとっては重たく不自然に感じるのです。

それでもやっぱりロングスカートが好きという方は、トップスをタイトなものにしたり、ロングスカートでも、広がりが少なく、ウエストから腰のラインがわかるような、体のラインが出るコーディネートを心がけてみるといいかも。

もう一度言いますが、自分では太っていると思っても、日本人は、欧米人と比べたら断然細いのですよ!!!

褒められたコンプレックス③低い鼻

出典:Pxhere

出典:Pxhere

鼻筋もなく低い私の鼻。横顔の写真を撮られるのが大嫌いで、私はいつも外国人彼の高くてシュッとした鼻に憧れていました。

ある時、鼻の高いハーフモデルを見て、「私もこんな鼻が欲しいな〜」と呟くと、

 

なんであんな大きい鼻になりたいの?!君の鼻のサイズが小さくて可愛いのに!!

と彼が私に言ってきたのです。

白人社会ではアジア系の小さい鼻が美しい?!

なんと、白人社会では高くて大きすぎる鼻は醜くさの象徴で、「くちばし」、「魔女の鼻」、「人を切るほど鋭い鼻」などと言う言葉で思春期にからかわれることもあるんだとか。

日本では鼻を高くするために美容整形したり、メイクでノーズシャドーを入れたり、さらには、鼻を高くするための洗濯バサミみたいな器具も売っているほど、高い鼻は日本人の憧れ。

しかし、欧米では「小さくてコンパクトな鼻」が希少価値が高く好まれてるのです。

また、英語では日本語のように高い鼻(tall nose)とは表現せず、大きい鼻(big nose)と表現しネガティブな意味で使われるだとか。

あの有名映画でも鼻の大きさがコンプレックスとして描かれている

出典:映画「アリー/スター誕生 (Shallow) 」より

出典:映画「アリー/スター誕生 (Shallow) 」より

大人気映画レディー・ガガ主演の『アリー/スター誕生 (Shallow) 』でも、鼻の大きさがコンプレックスとして描いかれています。

ガガ演じる才能溢れた歌手、アリーは、自分の鼻が大きすぎるために成功できないと多くの音楽業界の人に言われ、自信を持てず、自分の歌をステージで歌うことをためらっているのです。

 

白人は鼻を低くするために美容整形をする?!

欧米では鼻を削る美容外科手術の広告をよく見かけます。

ナタリー・ポートマンのように、形がよく小さい鼻が好まれ、高すぎる大きい鼻や、盛り上がった鷲鼻、ツンと伸びたピノキオ鼻などが良くないとされるので、鼻を削り小さくする美容整形が人気なんだとか。

出典:https://www.instagram.com/p/BzLsxrGANA2/?utm_source=ig_web_copy_link

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低い鼻の君となら正面でキスができるね!笑

わざわざ鼻を削って小さくしたいなんて、私からは考えられないが、たしかに、鼻が大きすぎるのもバランスが良くないかもしれませんね。

しかし、それでも納得できずに自分の低い鼻を卑下していると、

「ほら見て!普通は鼻がぶつかるから首を傾けなきゃキスができないのに、鼻の低い君となら正面からキスができるよ!チュッ♪」

と彼からの不意打ちキス。

おい笑…と思いましたが、単純な私はコロッと気分を変えて、鼻が低いことをコンプレックスに感じていた自分を卒業しましたw

人間は良い子孫を残すために、自分にないものを持っている人にDNAレベルで惹かれると言いますが、鼻が高く大きすぎる白人は、鼻が低く小さいアジア人をチャーミングと感じるのかもしれないですね。

 

まとめ

国や文化が違えば美についての基準もさまざま。

そもそも多国籍文化の欧米社会では「みんな違って当たり前」なので、外見について触れること自体あまり良しとされていません。

私たちには一人一人魅力があります。

コンプレックスを受け入れ、生まれ持った自分の良さを磨き、自信を持っている女性が結局のところ一番美しいのです。

私も外国人彼に自分のコンプレックスを褒められ、アジア人、日本人として生まれたことに誇りを持ち、自分の良さに自信を持とう!と気付かされました。

 

執筆:2020年1月18日